非必須アミノ酸(11種類)

グルタミン酸

「グルタミン酸」は、主に筋肉の損傷、いわゆる痙攣(けいれん)や筋肉痛などの症状がある場合に用いられます。「グルタミン酸」は11種類あると言われている非必須アミノ酸の中の一つです。しかし、「グルタミン酸」を摂取する目的の主な理由として、運動後、日々の生活により失われた「アミノ酸」の補充ということになるのです。

ですから、長時間のスポーツや運動などをした後に「グルタミン酸」の摂取をする事が、健康に良いと言われています。そして「グルタミン酸」は、体内では運動時に、「ロイシン」・「イソロイシン」・「バリン」の3種類からなる「分岐鎖アミノ酸」通称「BCCA」から、「アンモニア」を処理する為に作られています。

「グルタミン酸」は筋肉中のアミノ酸の「約60%」を占領していて、不足した場合は、脳や神経系の病気に侵されやすくなってしまいます。「グルタミン酸」は、脳に多く含まれる為に、神経伝達に関与していると言われます。ですから、脳機能を活性化して、ストレスに対し抵抗を強くするという作用があります。その為、知能を高めたり、痴呆や精神分裂症の治療をしたりする効果もあります。

また、「グルタミン酸」には「アンモニア」を「グルタミン酸」とは別の非必須アミノ酸である、「グルタミン」に変える働きも兼ね備えており、尿の排泄を促進することにより、体内の公害である「アンモニア」を体外に出してくれるのです。ちなみに、「アンモニア」は、脳の機能を低下させるので「グルタミン酸」は大切なアミノ酸です。「グルタミン酸」を一度に大量に摂取した場合、頭痛をおこしたり、手足がしびれたりする症状が出ることがあると言われています。

「グルタミン酸」は、代表的な例をあげると「味の素」になりますが、つまり「うまみ成分の化学調味料」に含まれており、自然界の食物の中では、「昆布」や「しいたけ」から出る出汁の中にも、「グルタミン酸」が多く含まれているのです。「グルタミン酸」が多く含まれる食品としては、やはり「海藻」です。その他には、「小麦」や「大豆」や「落花生」「アーモンド」・「ごま」などが挙げられます。