必須アミノ酸(9種類)
「バリン」と聞いて、「必須アミノ酸」の一つと答えられる方は少ないでしょうが、「ロイシン」「バリン」「イソロイシン」の3つをセットにして聞けば、何となく「アミノ酸かな?」と、想像される程度ではないでしょうか?「バリン」は、「ロイシン」や「イソロイシン」の3兄弟で扱われやすく、「分岐鎖アミノ酸」と呼ばれており、通称「BACC」とも呼ばれています。
「バリン」には、血液中の窒素のバランスを自由自在に操る効果があり、コントロールしています。筋肉の中には、たくさんの窒素が取り込まれているので、窒素のバランスが極端に足りなくなってくると、筋肉が分解し、窒素を放出して窒素のバランスを調整し保つ為に頑張ります。窒素のバランスが増えてくると、筋肉は窒素を取り込む事により、成長しようするのです。「バリン」を摂取する事により、窒素のバランスを増加させる為、筋肉の成長だけではなく、運動の能力を継続的に保つのにとても重要なアミノ酸です。
そして、食欲が無い時などの対応として用いられ、食欲改善効果も有る為、病院では「バリン」を経口摂取剤として処方されています。
それでは、「バリン」を過剰摂取した場合、体にはどんな影響がでるのでしょうか?
筋肉を育てたり、運動の為のエネルギー源になったり、まるで「セコンド」のような「バリン」も過剰摂取してしまうと、アミノ酸のバランスが崩れてしまい、体重が減少させる現象を引き起こす原因になります。このアミノ酸のバランスが崩壊により、肝臓や腎臓に負担がかかり、その負担の増加によって、臓器の機能低下や、免疫力の低下も考えられますので、注意しなければいけません。
「バリン」を摂取したいとお考えであれば、BACC同盟である、「ロイシン」・「イソロイシン」と、一緒にバランスよく摂取する事に気を付けましょう。それが大変重要です。バリンを多く含む食品としては、「ロイシン」と同様、レバーや牛肉などと、落花生(ピーナツ)やチーズなどがあります。